フコイダンの抽出元原料であるモズク。モズクの養殖の歴史は僅か30年ほどです。相当の歴史があるわけでは無いのです。それぞれのモズク類の養殖技術が各産地で研究されましたが、その中でも先んじて大量生産に成功したのがオキナワモズクでした。1960年代に自然食ブームが起こります。モズクの需要も一気に高まりましたが、乱獲によって生産量は逆に低下していました。
そんな折、いち早くモズク養殖の研究を積極的に行ったのが鹿児島水産試験場でした。次いで沖縄県でもこの研究に積極的になりました。沖縄の研究者は試行錯誤を重ね、海底に網を張ってオキナワモズクを着生させさせる方法を考案しました。1980年には奄美大島で200トン、沖縄県では2,700 トンもの収穫に成功したのです。
しかしその反面、これだけ大量のモズクが一気に市場に流入したことにより、相場が大幅に下落、大混乱を招きました。その後、流通経路の整備や新商品の開発等に努め、モズク酢の大ヒットで「家庭用インスタント食品」として全国に流通するようになりました。
