フコイダン療法が血圧上昇の抑制、抗ウイルス・抗菌作用、そしてピロリ菌や抗炎、抗アレルギー作用、肝機能向上、受精阻害作用、コレステロール低下作用、抗腫瘍作用などを持つことがすでに報告されています。
フコイダンは人間が本来持っている免疫力をさらに増強し、ガン細胞に作用して攻撃することも確認されていますが、フコイダン治療の特徴的な作用として直接ガン細胞へ作用しアポトーシス(細胞の自殺)を促すという点があります。
また、ガン細胞がアポトーシスを起こさない場合は、フコイダンはガン細胞の表面に穴を開けます。すると細胞の中で『パーフォリン』という毒素が出され、DNAが破壊されます。このようなフコイダンの作用は正常細胞に対して働かないので、抗ガン剤のような副作用がないことが明らかになっています。
その他、フコイダンはピロリ菌の表面にびっしりとまとわりつき、菌が胃の表面の粘膜に結びつくのを邪魔する働きがあります。そのため、フコイダンの効能には胃潰瘍、十二指腸潰瘍、急性胃炎、慢性胃炎の原因菌であるピロリ菌が胃壁に浸入するのを防ぐとともに、潰瘍の修復も行う働きがあります。 フコイダンは胃潰瘍の治療薬として期待されています。
また、フコイダンは水溶性の食物繊維ですので、水を包み込む形で便を柔らかくするのと同時に発酵して腸を刺激し便通を促す働きもあります。食物繊維の効能としてほかに、コレステロールの排出や血糖値の急激な上昇を防止する働きなどがあります。そのためフコイダンは高脂血症、動脈硬化、糖尿病にも効果があり、生活習慣病対策の切り札とも見られています。
また、フコイダンはアレルギー作用に関しても効果があるといわれており、アトピー性皮膚炎や今や国民病となった花粉症等にも効果があるという事例が報告されています。
