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フコイダンの原料であるモズクとは?

 現在のモズクの流通量の9割を占め、一般的にモズクと呼ばれているのは実は「オキナワモズク」なのです。いわゆる、ナガマツモ目ナガマツモ科オキナワモズク属に分類されます。    沖縄本島や石垣島、奄美大島をはじめとする南西諸島の潮下帯に分布しています。高さは20~50センチになり、枝の直径は1.5~3ミリ とモズクの3倍もあり、他の藻には付かず海底の石などにつきます。歯ごたえや舌触りはモズクより柔らかいですが、今や一般的にモズクとして広く食されているのですから、むしろこちらをモズクと呼んでも差しつかえないと思います。  日本にはオキナワモズクと同じナガマツモ科に、フトモズク属とイシモズク属が1種類ずつ分布しています。フトモズクは枝の直径が2~4ミリと最も太く、他のモズク類より枝分かれが少ないのが特徴です。主に関東から北陸以南に分布しています。  イシモズクは枝の直径が2~3ミリで、太平洋側南部を除く日本各地に分布しています。海底の石やホンダワラ類の上に付着して成育します。モズクより歯ごたえがあるのが特徴です。つい30年前のことですが、オキナワモズクの養殖技術が急速に進歩して大量生産が可能になった昭和50年代半ばまでは、それぞれの産地周辺でいわゆる「ご当地モズク」が利用されていました。

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