モズクはコンブに比べるとフコイダンを能率よく効果的に精製するのに最も適していることが判り、フコイダンを安定して市場に供給することが可能となったのです。
ちなみに、モズクはほかの藻(ホンダワラなどの褐藻類)に付着して生育することから『藻付く(モズク)』と呼ばれるようになったといわれています。モズクはナガマツモ科の海藻で、わが国では東北地方から沖縄までの日本海・太平洋岸の静かな湾内に生育しています。
イトモズク(ホソモズク)とオキナワモズク(フトモズク)の2種類が食用とされますが、沖縄で好まれているオキナワモズクのほうが栄養価が高く、食感などもよいことから、現在では家庭の食卓に上がるモズクのほとんどがオキナワモズクといわれています。
ただし、オキナワモズクという名称はついていますが、沖縄だけで獲れるものではなく、温暖な海に生育するモズクの種類を表しています。現在では海苔(ノリ)と同じように養殖技術が発達し、オキナワモズクも養殖でつくられ、その大半は沖縄で養殖されています。
さらに、オキナワモズクを上回る良質なモズクが、南太平洋のトンガ王国海域で獲れる、いわゆるトンガモズクなのです。トンガモズクに対するニーズも根強く、高まっています。トンガモズクが何故良質なモズクなのかというと、フコイダンの含有量がオキナワモズクの実に2~3倍となっているからです。
フコイダン,モズク
