フコイダンの抗がん作用は、今でも日進月歩の速さで研究が進められていますが、フコイダンが体の中で、有効に働くためには幾つかの必要な条件があることが分かっています。それは、以下の3つの条件です。
(1)フコイダンに硫酸基という成分が、ちゃんと結合していること
(2)フコイダンの有効成分を破壊しない、マイルドな抽出をすること
(3)フコイダンを体内に無理なく吸収できること
前回と前々回では(1)の硫酸基と(2)有効成分を破壊しないでマイルドな抽出法が重要であることについて説明しました。今回は(3)のフコイダンを体内に無理なく吸収するための条件について解説します。
有効な効用を持つフコイダンも、自然そのままの姿では吸収率がよくないため、体内を素通りしてしまい そのまま排出されてしまいます。フコイダンがいくら身体にいい成分であっても、吸収されなければ意味がありません。
吸収率の良し悪しは分子の大きさによるものです。人間の腸が吸収できる分子量は約 3,000~4,000分子であるのに対し、単に海藻から抽出しただけのフコイダンは、分子量が20万~100万という超高分子の状態にあります。
しかも、人間の腸にはフコイダンを分解する酵素が備わっていないため、殆ど吸収されず、せっかくのフコダインもそのまま排出されてしまいます。
それでは、フコイダンを無駄なく無理なく 効率的に摂取するにはどうしたら良いのでしょうか。吸収をよくするためには分子を小さくする必要があります。つまり、フコイダンの分子量を小さくするのです。分子量を小さくすることで、小腸から体内へ余すことなくフコイダンを吸収できるようになるのです。
長年の研究で開発された、特殊製法によって、『分子量を 500以下にした 低分子シーフコイダン』が開発されました。このフコイダンの低分子化技術の確立により吸収率が数段上がったフコイダンの製品化が一気に進んだのです。
フコイダン
